index/三国志大戦





自分で下した決断に
何を迷うことがあろう

邪魔はさせない

たとえ相手が
誰であろうとも







「お願いっ その印綬を返してたもれ…!」

悲痛な、その女性の声は、つい先程まで帝の妃であった人だ。
その父親が謀反を企てたことにより、一族に制裁がくだされる。

「せめて、子が生まれるまで…ッ」

泣き、叫びながら警吏に引き立てられていくその人の姿を目にした私は
反射的に主の視界を遮った。
主は、その声を聞いても眉ひとつ動かさなかったが
私が視界を遮った時に、一瞬たじろいだ表情を見せた。
だがすぐに頑なな視線に変った。







時に
非情な決断を下される

大きなものを背負っておられるのだ

だからこそ
目を瞑ることも必要だ

手を汚すのは、我らでいい





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